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メールで Redmine にチケットを登録する機能の使い方あれこれ

Redmine Advent Calendar jp 2011 Changeworld on Redmine 21日目の参加記事です。

昨日意外と知られていない機能 part.4として掲題のメールで Redmine にチケットを登録する機能について紹介しました。本日は機能単体の説明ではなく、機能を使ってどういうことが出来るか、どうすると良いかについて、ご紹介します。

昨日、以下のことが出来ると紹介致しました。

  1. ユーザから来たインシデントのメールを加工後にメールすることで、チケットを自動的に発行出来る
  2. チェックした際に自動的に登録出来るフォーマットでメールをする仕組みを作っておけば、問題を発見次第、自動で登録されるので、登録漏れがなくなる
  3. 他のシステムと連携が容易になる(例. CI の Hudson(Jenkins))

ユーザから来たインシデントのメールを加工後にメールすることで、チケットを自動的に発行出来る

少し考えると、このユーザから来たインシデントのメールを加工するってちょっと面倒ですよね? 面倒なことは人間はやらない、これ鉄則です。つまり、人間の手で毎回加工するのはバッドだということです。ではどうすれば良いでしょうか?

世の中には偉大な人がいて、“Quick Ticket to Redmine”というものを作ってくれているのです。ただ、これfirefoxのアドオンですので、他のブラウザ使っている人は注意してくださいね。

Quick Ticket to Redmine”の素晴らしいところは届いたメールをすぐにチケットとして登録出来る様にしてくれることです。直接 Redmine にアクセスしないメンバーには是非とも firefox を使ってもらって、このアドオンを入れてあげましょう。

他のシステムと連携が容易になる(例. CI の Hudson(Jenkins))

自分でHudson(Jenkins)の設定をやる? それはちょっと面倒ですよね。つまり、それはバッドだということです。ここにも偉大な人がいて、“Hudson Email Extension Plugin”というものを作ってくれているのです。このプラグインはHudsonから送信されるメールの書式を変更出来る様にしてくれます。つまり、Redmine にメールでチケット登録が出来る書式で送信させれば、Hudson(Jenkins)でビルドエラーとなった際に即座にチケットを発行するというプロセスが出来るわけですね。これを私に教えてくれたのは @haru_iida さんという方で、こちら(Hudson × Redmine)にこれを紹介しているプレゼン資料がありますので、より詳細はそちらを参照してください。

チェックした際に自動的に登録出来るフォーマットでメールをする仕組みを作っておけば、問題を発見次第、自動で登録されるので、登録漏れがなくなる

最後にこれはある意味自力でどうぞとしか言えません。なるべく、似た様なことやっている人いないかなぁ~と探したり、やっている人がいたら、そのやり方に合わせるというのも手だと思います。

最後に

ツールは使い方一つで重荷にも快適な開発環境を構築してくれる、開発のスピードをより促進するものにもなります。こういった隠れた機能を使って、是非あなたの現場の環境をより良いものにしてください。